- メタマスクのアカウントは複数作った方がいい?
- メタマスク内で別のアカウントを作るのは間違いなの?
仮想通貨の世界では、ハッキングの対策もしっかりやった方がいいですよね?
実際にSNSでは、ハッキング被害にあった声があとを断ちません…
うぇぇぇぇぇん!!!
メタマスクがハッキングされてイーサがぶっこ抜かれたぁよぅ。
可哀そうな俺にそのNFTを下さい。ちなみにカラスさんのNFTは無事です。 pic.twitter.com/uHbPtYXXEX
— トモロー358 (@tsseikou358) January 25, 2023
そこでこの記事では、「無料で今すぐできるハッキング対策」としてメタマスクの複数アカウント作成の手順を詳しく解説していきます。
関連:>>【安心できる】効果的なNFTの保管方法を基礎からがっちり解説!【初心者こそおすすめ】
知らずに損しているかも…
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メタマスクで複数アカウントを作るメリット
メタマスクで複数アカウントを作るメリットは4つあります。
ハッキング対策になる
まず最大のメリットは「ハッキング対策になる」ことです。
一つのアカウントで利用していると、ハッキングにあったときに全ての資産を失います。
現金も自宅だけではなく銀行にも預けてリスクを分散していますよね。
仮にハッキングにあっても、資産を分散していれば全て失うことはありません。
新しいサービスが利用しやすい
複数アカウントの運用は新しいサービスの利用にも効果的です。
魅力的な新しいサービスでも、情報が少ないものには詐欺やハッキングの恐れがあります。
被害にあわないためにメインアカウントとは別のメタマスクのアカウントで利用しましょう。
後はおさらいになってしまいますが。
不安に思いながらミントやウォレット接続するのなら、メタマスクのウォレットを複数用意して、専用の魔界特攻用ウォレットで利用するのが推奨です。
後はリボークにはデメリットがないので、完全に信用できるところ以外はリボーク推奨です。特にBNBとBUSDは。
— @MK54556275 (@MK54556275) April 3, 2022
資金の管理がしやすい
また、複数アカウントを運用することで資金の管理がしやすくなります。
イメージは銀行口座を給料用、貯金用、支払用などに分けて管理するのと一緒です。
用途ごとに分けると「何にいくら使ったか?」を把握できるので、税金計算の時も楽になりますよ。
プライバシーが保護できる
アカウントを分けることでプライバシー保護の効果も期待できます。
仮想通貨の取引は透明性が高く、他人の取引も筒抜け状態です。
ちなみに「DeBank」というサイトを使うと「どのチェーンでいくら持っているか?」まで簡単に確認できてしまいます。
そのため複数アカウントで分散して管理することで、すべての資産の特定を防ぐことができます。
メタマスクで複数アカウントを作るNG例
複数アカウントの運用をはじめるときに、メタマスク内で新しいアカウントを作ることはやめましょう。
メタマスク内で作成した新アカウントは秘密鍵(リカバリーフレーズ)が一緒なのでセキュリティ面の効果がありません。
秘密鍵が同じだと、アカウントが複数あっても全て復元できてしまいます。
メタマスクで複数アカウントを作る手順
具体的には3つの手順で作成します↓
順番に詳しく解説していきます!
ブラウザをBraveに変更する
メタマスクの複数アカウントはブラウザのアカウント追加で作成します。
もちろんご利用中のブラウザで作成して頂いても問題ありません。
しかし無料でセキュリティを高めるなら「Brave」が圧倒的におすすめです。
Braveを利用すると悪意のあるサイトや不要な広告を大幅にカットできます。
どれだけ広告カットされるのか気になる方は、こちらの動画で確認してくださいね↓
また下記のような便利機能も無料で使い放題です。
- ページ表示の高速化
- ブラウザの移行が最短1分でできる
- 利用するだけで仮想通貨BATが貯まる
- YouTubeの広告も無料でカットできる
大切な資産を守るためにも、セキュリティに特化した「Brave」を導入してみてくださいね。
現ブラウザからの移行手順は以下の記事で詳しく解説しています↓
関連:>>【2023年最新】brave(ブラウザ)の使い方【使うだけで稼げる!?】
Braveのアカウントを追加する
それではここからメタマスクの複数アカウントを作成していきましょう。
まずはBraveのアカウントを追加していきます。
Braveでブラウザのアカウントを追加するには、右上の「≡」をクリックしましょう。
続いて「新しいプロフィールを作成」を選択します。
次に「名前またはラベル」にプロフィール名を入力していきましょう。
アカウントを見分けやすくするために「アバター」を変更しておきます。
お好みのアバターを選択して「完了」をクリックしてください。
最後にテーマカラーもお好みで選択してくださいね。
「名前、アバター、テーマカラー」が決まったら「完了」をクリックしましょう。
以上でbraveのアカウントが追加できました。
あとから編集したいときは右下の「歯車マーク」をクリックしましょう。
次に設定の中の「プロフィール名とアイコン」をクリックします。
こちらで「名前、テーマカラー、アバター」の変更をおこなってくださいね。
メタマスクをインストールする
続いて、追加したBraveのアカウントごとにメタマスクをインストールします。
メタマスクのインストールはChromeウェブストアからおこないましょう。
続いて「Chromeに追加」をクリックします。 BraveもChromeをベースにしているので「Chromeに追加」と表示されます。
次に「拡張機能に追加」をクリックしてください。
あとは「開始」をクリックしてメタマスクの設定をはじめましょう。
メタマスクの詳しい設定方法は以下の記事を参考にしてくださいね↓
関連:>>【2023年最新版】MetaMask(メタマスク)を登録する方法【使い方も徹底解説】
アカウントを切り替える手順
Braveのアカウントを切り替えてメタマスクを利用する手順も確認しておきましょう。
切り替えはとても簡単です。
まず、右上のアバター画像をクリックします。
続いて、切り替えるアカウトを選択しましょう。
新しいウィンドウで選択したプロフィールが開くと切り替え完了です。
このように役割を分けて、メタマスクを使い分けることでハッキングの防御力は格段に上がります。
NFTを新しいアカウントに送る手順
新しいアカウントにNFTを送るにはOpenSeaで手続きをおこないます。
まず、OpenSeaで「アカウントマーク」をクリックしてください。
プロフィールが開くので、送りたいNFTの「More options」を選択しましょう。
次にメニューから「Transfer」を選択します。
このとき、同じブロックチェーンのNFTなら一緒に送ることができます。
送りたいNFTを選択して「Continue」をクリックしましょう。
続いて、送り先のアドレスを入力して「Send items」をクリックしてください。
最後にガス代に問題がなければ「確認」をクリックしましょう。
関連:>>【知らなきゃ損】MetaMask(メタマスク)でガス代を設定する方法【2023年最新】
以上で、新アカウントにNFTの移動ができました。
ハッキングからNFTを守るために外部と接続しないNFT保管用のアカウントを作成しておきましょう。
メタマスクの複数アカウント作成でよくある質問
最後によくある質問を4つご紹介します。
アカウントはいくつ必要ですか?
アカウントは3つ持っておくことがおすすめです。
具体的な使い道は以下を参考にしてください↓
用途 | 使い方 |
メイン | 普段の送金やNFTのミントに利用するアカウント |
NFT保管用 | NFTの保管のみで絶対にどこにも繋がないアカウント |
捨てアカウント | 最低限の資金をいれて最悪ハッキングされてもいいアカウント |
関連:>>PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方・やり方【使い方を徹底解説】
スマホアプリでも作成できますか?
結論からいうと、スマホアプリのメタマスクでは複数アカウントの運用はできません。
なぜなら、ブラウザのアカウント追加ができないからです。
そのためPCをお持ちの場合は、スマホアプリのメタマスクを捨てアカウント用にすることがおすすめです。
もしPCが無い場合はハードウェアウォレットを使ったセキュリティ対策を検討してみましょう。
複数アカウントを運用すれば安全ですか?
複数アカウントの運用はハッキング対策に非常に効果的です。
とはいえ、高額なNFTや珍しいNFTなど手放したくないものがあるならハードウェアウォレットを強くおすすめします。
なぜならメタマスクの秘密鍵は常にネットに繋がっていて、リスクに晒されているからです。
そのため悪意のあるサイトに間違えてメタマスクを接続してしまうとそれで終わりです。
1万円ちょっとで大幅にリスクが減少できるので、後悔する前にハードウェアウォレットで予防しておきましょう。
関連:>>【失敗しない】Ledger Nano(レジャーナノ)の買い方【間違えると資産抜かれます】
詐欺・ハッキングにはどんな事例がありますか?
詐欺・ハッキングには以下のような事例があります。
- 秘密鍵(シードフレーズ)を教えてしまった
- SNSでフィッシング詐欺にあってしまった
- 見知らぬNFTに触ってしまった
- 見知らぬ仮想通貨に触ってしまた
- フリーWi-Fiに接続してしまった
それぞれの効果的な対策は以下の記事を参考にしてくださいね↓
関連:>>【2023年最新版】MetaMask(メタマスク)の詐欺・ハッキング対策【後悔する前に知りたい】
メタマスクは複数アカウントで運用しよう!
今回は「メタマスクで複数アカウントを作る手順」を解説しました。
複数アカウントの運用は無料ですぐできる効果的なハッキング対策です。
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本記事は以上です。
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