- NFTに興味があるけど問題点がわからなくて不安です…
- まわりにやめとけと言われて悩んでます…
少し前に小学生の男の子が自由研究で描いたドット絵のNFTが160万円近い値段で落札されて大きく話題になりました。
朝起きたら、、、、
凄いことが起きてた。。。。。
自由研究で描いた、
8才息子(@ZombieZooArt )
の描いたドット絵が、、、二次流通でスティーブ青木さん(@steveaoki )に買われてた。
しかも1個2ETH×2(約160万円)も。。。。。。。。。😂#nftアート #zombiezoo pic.twitter.com/sNfDWlVVId
— Emi 🌠 (@emikusano) September 16, 2021
また、NIKEやスターバックスなどの大手企業も参入しており、NFTはさらなる発展が見込まれています。
そんな中で「自分も始めてみたいけど、よくわからなくて迷っている…」といった人も多いのではないでしょうか?
この記事を読むとNFTはやめとけろ言われる6つの問題点をちゃんと理解してから安全に始めることができます。
NFTについてまず学びたい方は以下の記事もご覧ください↓
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そもそもNFTとは?
NFTとは「Non Fungible Token」の略で、あらゆるデジタルコンテンツに価値を与える技術として注目されています。
具体的にいうとNFTは「発行者」と「所有者」を記録して、デジタルコンテンツが「他にはない本物」だと証明できる技術です。
そのため今まで複製やコピーの拡散によって失われていたデジタルコンテンツの価値を守ることが期待されています。
また、各種証明書やイベントチケットなどにもその技術は応用されているので、今後どんどん日常に普及されていくはずです。
NFTの使い道については以下の記事も参考にしてください↓
NFTはやめとけと言われる6つの問題点
NFTはやめとけと言われる6つの問題点は次のとおりです↓
唯一性はクリエイター次第
NFTは発行者と所有者を記録するので、データ上は唯一性を保証しています。
しかし、クリエイターが同じイラストを多数出品していれば、データ上は唯一無二でも見た目は同じなので「世界に一つ」とは言い難いです。
そのため価値はあくまでアートそのものや発行しているプロジェクトに依存すると考えておきましょう。
盗作が多数出品されている
現状、NFTアートには盗作が多数出回っています。
特に人気プロジェクトが発行しているNFTアートをコピーして格安で販売されるケースが多く見られます。
これらのターゲットは真偽を見抜けない「NFT初心者」です。
人気の自作自演ができる
NFTは簡単に人気を自作自演することもできます。
例えば、自分で仮想通貨ウォレットを複数持って、自分で購入して「売れている」ように見せかけることも可能です。
また、「ラスト1点」といって他の作品を単に販売リストに加えていないだけの場合もあります。
価値が下がる可能性がある
NFTアートの価値が下がる原因は2つ挙げられます。
- NFTに関連した仮想通貨の価値が下がった
- 購入したNFTの需要がなくなった
アートが好きで保有するなら問題ないですが、投資目的なら損失を抑えるために手放す見極めが重要です。
マネーロンダリングに利用される
NFTの取引は、マネーロンダリングに利用される危険性も問題視されています。 マネー・ローンダリングとは、違法に得た犯罪収益を偽装することです。
実際にマネーロンダリング目的で売買されたNFTの金額は2021年の四半期で4億円以上にのぼるようです。
大手のマーケットではブロックチェーン上の不正を検知するプログラムなどで対策がとられています。
マネーロンダリングに絡んだNFTを手にしないためにも、運営元がはっきりしているマーケットを利用しましょう。
責任の所在が不明確
NFTでは盗品の売買など不正があったときの責任の所在がまだ不明確です。
例えば
Aさん:盗品を出品
Bさん:Aさんから盗品を購入
Bさん:購入した盗品をCさんに転売
この場合、
- 盗品を出品したAさん
- 盗品を転売したBさん
のどちらに責任を問うべきか、現在の法律では明確に判断できません。
しかし、「OpenSea」などの大手マーケットプレイスでは作品を盗んだアカウントの凍結など対策が講じられています。
結論、NFTはやめるべきか?
結論、NFTは止めるべきではありません。
なぜなら、新しい技術が普及するときには批判やデメリットがつきものだからです。
「NFTは無価値」「NFTは詐欺」という人ほど聞いた話だけで嫌っていることもあるので注意しましょう。
また、法律に関しても政府を中心に6つのテーマにそって着々と整備に動き出しています。
《テーマ》
① 国家戦略の策定・推進体制の構築
② NFTビジネスの発展に必要な施策
③ コンテンツホルダーの権利保護に必要な施策
④ 利用者保護に必要な施策
⑤ NFTビジネスを支えるBCエコシステムの健全な育成に必要な施策
⑥ 社会法益の保護に必要な施策
引用元:https://www.taira-m.jp/2022/03/nft.html
何事も必ずメリットとデメリットが存在します。
聞いた話だけでデメリットばかりに目を向けていては機会損失になりかねません。
安全にNFTを始めるために意識したい3つのこと
最後にこれからNFTを始めるために意識したい3つのことをご紹介します。
NFTについて勉強する
NFTを安全に始めるために最も効果的なのは自分で常に勉強することです。
基礎知識を身につけることで詐欺被害などに遭うリスクが大幅に下げられます。
学び方としては
がおすすめです。
特に読書は情報の信憑性も高く、効率よく学ぶことができます。
以下の記事で無料で学ぶ方法も紹介しているので参考にしてください↓
大手を利用する
安全に取引をおこなうためには大手のマーケットを利用することも重要です。
ネットショッピングでも個人でやっている通販サイトよりもAmazonや楽天の方がセキュリティや管理がしっかりしていて安心できる感覚と一緒です。
はじめてNFTを取引するなら世界最大手の「OpenSea」が出品数も多くてセキュリティも高いのでおすすめです。
OpenSeaでNFTを買う方法は以下の記事も参考にしてください↓
公式アカウントを確認する
最後にNFTを買うときは、必ずSNSなどの公式アカウントで販売ページを確認しましょう。
人気作品は必ず偽物が出てくるので特に注意が必要です。
また、公式からアナウンスがなければDMなどで届くセール情報は「詐欺」だと思って間違いありません。
あわせてハッキング対策も気になる方は以下の記事もご覧ください↓
NFTはやめとけと言われても始めるべき!
本記事のおさらい
本記事では「NFTはやめとけと言われる6つの問題点」を解説しました。
NFTには詐欺や法整備が不十分といった問題があるのは事実です。
しかし、法律は整備され始め、詐欺などの事例は調べればいくらでも対策できるようになってきました。
あとはまわりの意見に流されずに自分で始めるかどうかです。
少しでも迷っているなら先行者利益を逃さないためにも、まずは少額でNFTを実際に体験してみましょう!
なお、NFTの取引を始めるには仮想通貨の口座をあらかじめ用意する必要があります。
これから始める方は簡単に取引できるコインチェックがおすすめです。
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本記事は以上です。
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