- NFTアートを始める初期費用が知りたい!
- 初期費用を抑えるコツがあるなら教えてほしい!
この記事でわかること
なお、本記事では世界最大のNFTマーケット「OpenSea」の利用を想定しています。
記事を読むと初期費用の目安だけではなく、なるべく初期費用をかけないコツもわかる内容です。
OpenSeaでNFTアートを買う手順は以下の記事でまとめています↓
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NFTアートにかかる初期費用の解説をする前に
初期費用の解説をする前に大前提をお伝えします。
それは
初期費用は常に変動する
ということです。
NFTアートにかかる初期費用は大きく分けて2種類あります。
ガス代とはブロックチェーンを利用するときにかかる手数料のことです。
>>【一撃でわかる】ブロックチェーンとは?仕組みやデメリットまでわかりやすく解説!
どちらも仮想通貨をベースに価格を設定しているので、常に支払う金額が変動します。
さらにガス代に関しては、ネットワークの混み具合によっても価格が変動するので注意が必要です。
本記事では2023/01時点のレート(1ETH=約16万円)をもとに解説していきます。
NFTアートを買うときにかかる初期費用
先に結論を伝えると
OpenSeaでNFTアートを買う時にかかる初期費用は現時点でおよそ0.008ETH(1500円前後)くらいです。※NFTの購入代金は除く
その内訳は以下のとおり↓
国内取引所からメタマスクへの送金手数料
OpenSeaでNFTアートを購入するには国内取引所からメタマスクに仮想通貨の入金が必要です。
例えばイーサリアムで販売されているNFTを買うためにはメタマスクにイーサリアムを入金します。
これから取引所の口座を作るなら、手数料を抑えて取引できるビットフライヤーがおすすめです。
ちなみにビットフライヤーからイーサリアムを送金する手数料は0.005ETH(およそ900円)になります。
引用元:ビットフライヤー手数料一覧
ビットフライヤーからメタマスクに送金する手順は以下の記事でまとめています↓
NFT購入時にかかるガス代
OpenSeaの注文方法には「Add Cart」と「Make Offer」の2種類があります。
「Add Cart」を選んで提示価格のまま購入を確定した場合はガス代が発生します。
ガス代の目安はだいたい0.003ETH(480円前後)ほどです。
ガス代は混み具合によっては大きく高騰する場合もあります。
>>【知らなきゃ損】MetaMask(メタマスク)でガス代を設定する方法【2023年最新】
なお、「Make Offer」を使って金額をオファーした取引が成立したときはガス代がかかりません。
その一方で、相手の承諾がないと取引が成立しないという特徴もあります。
補足:イーサリアムを変換してNFTを買う場合
ちなみに補足になりますが、OpenSeaではイーサリアムを変換する時にもガス代が必要になります。
イーサリアムの変換が必要な購入方法は次の3とおりです。
これらは通常のイーサリアムでは購入できないので、OpenSea内でそれぞれ変換する必要があります。
変換にはおよそ0.0005ETH~0.001ETH(80~160円前後)くらいのガス代が発生するので覚えておきましょう。
あわせて以下の記事も参考にしてくださいね↓
NFTアートを売るときにかかる初期費用
続いて、NFTアートを売るときにかかる初期費用を見ていきましょう。
売るときにかかる初期費用は以下のとおりです↓
初めて転売するとき
購入したNFTコレクションの作品を初めて転売するときにガス代が発生します。
2回目以降は同じコレクションなら違う作品でもガス代はかからないので覚えておきましょう。
出品をキャンセルしたとき
出品中のNFTの販売をキャンセルするとガス代が発生するので注意しましょう。
よくあるのが、値上げ変更するために販売を一度キャンセルしてしまうことです。
OpenSeaでは出品後に値上げができません。
取引が成立したとき
NFTが売れた時には2つの手数料が発生します。
順番に見ていきましょう!
OpenSeaの販売手数料
OpenSeaでは2.5%の販売手数料が発生します。
そのため販売価格を決めるときには、この2.5%も考慮しておくことが必要です。
仮に10万円で販売したとすると自分の取り分は以下のようになります。
10万円ー販売手数料2.5%=9万7500円
このことから、もし10万円の利益を得るなら10万3000円以上で販売する必要があります。
クリエイターが定める手数料
NFTアートによってはクリエイターに報酬として入る手数料が設定されている場合があります。
この手数料は売りたいNFTの「Details」から確認できます。
NFTによって設定されている手数料は異なるので、販売する価格を決める前に必ずチェックしておきましょう。
ちなみに上の画像をもとに10万円で販売したと仮定すると自分の取り分は以下のようになります。
10万円ーOpenSeaの手数料2.5%ークリエイター手数料10%=8万7500円
このことから、もし10万円の利益を得るなら11万5000円以上で販売する必要があります。
補足:オファーを受けて売却した場合
補足になりますが、「Make Offer」を受けて売却した場合は販売した側がガス代を支払います。
そのため提示された金額+ガス代を考慮して売却するかどうかの判断をするべきです。
>>【知らなきゃ損】MetaMask(メタマスク)でガス代を設定する方法【2023年最新】
作成したNFTアートを売るときにかかる初期費用
自作NFTの出品は一切ガス代がかかりません。
つい最近までは1万円前後のガス代が初回の出品にかかっていました。
そのため初期費用がネックで気軽に出品できなかったクリエイターも多かったようです。
>>完全初心者がNFTアートを始めるならドット絵がおすすめ!【作り方・売り方を解説】
NFTアートの初期費用を抑えるコツ【3選】
最後に初期費用を抑えるコツを4つご紹介します。
ガス代が安いタイミングを狙う
初期費用を抑えるにはガス代の安いタイミングを狙う方法があります。
イーサリアムのガス代はブロックチェーンの利用者が少ない時間帯を狙うことで安く抑えることができます。
以下のサイトを利用すると、ガス代のチャートや曜日ごとの混雑状況が一目でわかります。
引用元:https://ethereumprice.org/gas/
色が濃いほど混雑していて、ガス代が高騰している時間帯です。
メタマスクの処理を低速にする
また、初期費用でガス代を抑えるという点ではメタマスクでガス代を調整するのも一つの手段です。
メタマスクでは決済画面で処理を「低速」に変更するとガス代を安くできます。
具体的にはメタマスクの決済画面で「編集」を選択します。
続いて「低」を選択して「保存」すると設定変更は完了です。
そこまで大きく削減されませんが、簡単にガス代を抑えることができる方法です。
メタマスクのガス代の設定については、以下の記事でまとめています↓
ブラウザを「Brave」に変える
ガス代を節約するならブラウザを「Brave」に変更することがおすすめです。
「Brave」はネットを使うだけで仮想通貨BATが稼げるWeb3時代のブラウザなんです。
実際にこんな感じでBATが貯まっていきます↓
他の特徴も紹介するとこんな感じです↓
詳しい設定手順は以下の記事でまとめています↓
NFTアートの初期費用は以前ほど高くない
本記事のおさらい
今回は「NFTアートにかかる初期費用」を解説しました。
初期費用は仮想通貨をベースにしているので常に変動します。
そのためイーサリアムの価値が下がっている今は参入しやすいチャンスといえます。
またOpenSeaで以前はネックだった出品時のガス代も撤廃されたのでクリエイターとしてチャレンジしてみるのも選択肢の一つです。
知らずに損しているかも…
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本記事は以上です。
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